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転職の「譲れない条件」を1枚の表にする方法|求人選び・内定の比較・引き止め対策の3回使えます

転職の「譲れない条件」を1枚の表にする方法|求人選び・内定の比較・引き止め対策の3回使えます
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転職の軸を決めましょう、とよく言われます。でも実際にやろうとすると、こうなります。

年収も上げたい。休みも欲しい。通勤も短くしたい。夜勤も減らしたい。

ひとつに絞れと言われても、絞れないのが普通です。この記事では、絞らずに順位をつけて1枚の表にするやり方をまとめます。この表は、あとで3回使えます。

なぜ紙に書くのか

頭の中に置いておくと、人の意見に流されます

  • エージェントに「この求人どうですか」と言われて、なんとなく応募する
  • 内定が出た会社を、良いところだけ見て承諾する
  • 引き止められて、気持ちが揺れる

書いてあると、迷ったときに立ち戻る場所ができます。転職活動は3か月ほど続きます。その間、気持ちは何度も揺れます。

作り方は3ステップ

ステップ1:欲しいものを、全部書き出す

絞らなくて構いません。思いつくだけ書きます

年収/休日数/通勤時間/夜勤の有無/転勤の有無/仕事内容/人間関係/会社の安定性/残業時間/寮や手当

ステップ2:順位をつける

書き出したものに、1位から順に番号をつけます。同じ順位は作らないでください。必ず1つずつずらします

ここが苦しいところですが、この作業に意味があります。順位をつけないと、いざというときに使えません。

ステップ3:数字を入れる

いちばん大事な工程です。「そこそこ」「なるべく」は書かないでください。

悪い書き方使える書き方
年収は高いほうがいい額面450万円以上
通勤は短めがいい片道45分以内
休みはちゃんと欲しい年間休日115日以上
夜勤は減らしたい月4回まで

数字がないと、求人を見たときに判断できません。数字にした瞬間、条件は道具になります。

表の記入例(現場職の場合)

順位条件数字区分
1年収額面450万円以上絶対
2通勤時間片道45分以内絶対
3年間休日115日以上絶対
4夜勤月4回まで希望
5転勤なし希望
6残業月20時間まで希望
7仕事内容設備保全に近い仕事希望

上位3つだけが「絶対」です。残りは「希望」に入れます。

なぜ3つかというと、それ以上は現実に存在しないからです。全部を満たす求人を待っていると、いつまでも動けません。逆に、全部が大事だと言うのは、全部を捨てるのと同じになります。

使い方①:求人を選ぶとき

エージェントには、この表をそのまま伝えます

絶対に譲れないのは、年収450万円以上・通勤45分以内・年間休日115日以上の3つです。
夜勤や転勤は、条件次第で相談できます。

こう伝えると、担当者は絞れます。「全部大事です」と言われた担当者は、絞れないので数を送ってきます。合わない求人が大量に届く原因は、たいていここです。

伝え方は登録したら最初にやるべきことにもまとめました。

使い方②:内定を比べるとき

内定が出たら、同じ表で採点します。ここで現職も一緒に並べるのがコツです。

条件現職A社B社
年収450万以上× 380万○ 470万○ 520万
通勤45分以内○ 30分○ 40分× 70分
休日115日以上× 105日○ 121日○ 118日

こうして並べると、気分ではなく事実で選べます。上の例なら、B社は「絶対」を1つ落としているので、年収が高くても外れます。

複数内定のときの選び方と断り方は内定を複数もらったとき、どう選ぶ?にまとめています。

使い方③:引き止められたとき

これがいちばん効きます。退職を切り出すと、たいてい引き止められます

このとき、表があると気持ちが揺れません。「なんとなく辞めたい」ではなく、「この3つを満たすために動いた」と自分の中ではっきりしているからです。

見せる必要はありません。持っているだけで違います。それでも食い下がられたときの切り札として、机の引き出しに入れておけば十分です。

引き止められたときの返し方は退職理由は会社に何と言えばいい?にまとめました。

見直していい。ただし記録を残す

活動していると、条件は変わります。求人を見るうちに相場が分かってきて、最初の数字が高すぎた、あるいは低すぎたと気づきます。

見直して構いません。ただし、上書きせずに日付を書いて残しておいてください。あとで「なぜ下げたのか」を思い出せます。

やってはいけないのは、内定が出たあとに、その会社に合わせて条件を下げることです。それは判断ではなく、あと付けの言い訳になります。

私の場合

私の結果は、年収が150万円上がり、1日2時間あった移動時間がゼロになったことです。

振り返ると、この2つが私にとっての上位でした。全部を取りにいっていたら、どちらも中途半端になっていたと思います。

年収が上がった経緯は転職で年収150万円アップした話に、働き方の変化は転職して変わったこと・変わらなかったことに書きました。

まとめ

  • 条件は絞らずに順位をつける。1つに決めなくていい
  • 必ず数字にする。「そこそこ」では判断できない
  • 上位3つだけが「絶対」。全部大事は、全部捨てるのと同じ
  • 使うのは3回。求人選び・内定の比較・引き止められたとき
  • 見直してよい。ただし内定後に会社へ合わせて下げない

まだ辞めるかどうかを決めきれていないなら、先に残るか辞めるかを判断するチェックリストを使ってみてください。

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