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退職理由は会社に何と言えばいい?引き止められにくい伝え方と、そのまま使える言い方の例

退職理由は会社に何と言えばいい?引き止められにくい伝え方と、そのまま使える言い方の例
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退職を切り出すと、ほぼ確実に「なぜ辞めるのか」と聞かれます。ここで何と答えるかで、最終出社日までの1〜2か月の空気が変わります

この記事では、引き止められにくい伝え方の型と、そのまま使える言い方をケース別にまとめます。

まず整理:会社に言う理由と、面接で言う理由は別物

同じ「退職理由」でも、話す相手が違えば目的が違います。ここを混ぜると失敗します。

会社に伝える退職理由面接で伝える転職理由
目的円満に辞めさせてもらう採用したいと思ってもらう
詳しさ詳しく言わなくてよい具体的に説明する
中身会社が解決できないこと前向きな動機

面接での答え方は面接で「なぜ転職するのか」を聞かれたときの答え方にまとめています。この記事は、会社に伝える方の話です。

言わない方がいいこと3つ

正直な理由でも、そのまま口にすると引き止めの材料になります。

言わない方がいいこと何が起きるか
給料が安い「昇給を検討する」と言われ、話が長引く
人間関係「異動を考える」と提案され、断りにくくなる
会社への不満・批判話が感情的になり、最後の1か月が気まずくなる

どれも会社が「解決できてしまう」ように見える理由です。すると引き止めの交渉が始まります。仮に条件が良くなっても、辞めると決めた気持ちは戻らないことが多く、お互いに時間を使うだけになります。

引き止められにくい伝え方の型

大事なのは、内容より伝え方です。次の3つで、たいてい話は長引きません。

① 相談ではなく「決めたこと」として伝える

「辞めようか迷っていて…」と言うと、相談として受け取られます。すでに決まったこととして伝えるのが基本です。

内定を承諾してから伝えれば、自然とこの形になります。順番については退職の切り出し方に書きました。

② 会社が解決できない理由にする

「自分の中で決めた方向性」「家庭の事情」など、会社が手を出せない理由にすると、引き止めようがなくなります。嘘をつく必要はありません。本当の理由のうち、会社が解決できない部分を選んで話すのがコツです。

③ 感謝を先に置く

最初に「お世話になりました」を伝えると、相手の身構えが解けます。辞める話は、感謝で始めて感謝で終わるのが結局いちばん穏やかです。

そのまま使える言い方の例

自分の状況に近いものを、言葉を置き換えて使ってください。

別の分野に挑戦したい場合

これまで◯年間、たくさん学ばせていただきました。
ただ、自分の中で別の分野で挑戦したいという気持ちが固まりまして
熟慮のうえ、退職させていただきたいと考えております。

働き方・体力面を変えたい場合

長く続けるうえで、働き方を見直したいと考えるようになりました
自分なりに考えた結果ですので、退職させていただきたいと思っております。

家庭の事情がある場合

家庭の事情がありまして、生活の形を変える必要が出てきました
ご迷惑をおかけしますが、退職させていただければと思います。

家庭の事情は、詳しく話さなくても失礼になりません。「事情がありまして」で止めて問題ありません。

資格や経験を活かしたい場合

かねてから考えていた分野で、自分の経験を活かせる機会をいただきました
悩みましたが、挑戦したいという気持ちが強く、退職を決めました。

引き止められたときの返し方

型どおりに伝えても、引き止められることはあります。そのときは同じ内容を、短く繰り返すのが効きます。

ありがとうございます。そう言っていただけるのはうれしいです。
ただ、自分の中ではすでに決めたことですので、変わりません。
引き継ぎはしっかりやりますので、よろしくお願いいたします。

新しい条件を出された場合も同じです。検討しますとは言わないこと。少しでも迷う姿勢を見せると、話が振り出しに戻ります。

私の場合

私は上長2人に、前日の夜にメールで伝え、翌日に直接話しました。詳しい理由を並べ立てることはしていません。

返ってきた言葉は「本当に残念ではあるが、引き止めはできない」でした。誠意をもって対応したこともあり、退職届もすんなり受理してもらえました。

振り返ると、すでに決まったこととして伝わっていたことが大きかったと思います。理由を細かく説明するより、そこが効きます。

まとめ

  • 会社に言う退職理由と、面接で言う転職理由は別物
  • 給料・人間関係・不満は言わない(引き止めの材料になる)
  • 伝え方の型は①決めたこととして ②会社が解決できない理由で ③感謝を先に
  • 引き止められたら、同じ内容を短く繰り返す。「検討します」は言わない
  • 嘘はつかない。本当の理由のうち、会社が解決できない部分を選ぶ

伝えたあとの書類と引き継ぎは退職届の書き方と引き継ぎの進め方にまとめました。

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