「月収25万円」でも、その金額がそのまま入るわけではない
求人票に「月収例」と書かれていても、その金額がまるごと銀行に振り込まれるわけではありません。給料からはいくつかのお金が天引きされ、残った分が「手取り」として手元に入ります。ここを知らないと「思ったより少ない」と感じてしまうので、しくみを押さえておきましょう。
額面と手取りの違い
- ✓額面(がくめん) … 基本給や各種手当をすべて足した、天引き前の金額
- ✓手取り(てどり) … 額面から税金や社会保険料などを引いた、実際に受け取れる金額
つまり、手取り=額面 −(引かれるお金) です。
給料から引かれる主なお金
| 引かれるもの | 何のお金か |
|---|---|
| 健康保険料 | 病気・ケガのときの医療費を支える |
| 厚生年金保険料 | 将来の年金のため |
| 雇用保険料 | 失業したときなどの備え |
| 所得税 | 収入にかかる税金 |
| 住民税 | 住んでいる自治体に納める税金 |
これらを合わせると、一般的に額面のおおよそ2割前後が引かれることが多いと言われます(収入や条件によって変わります)。
「月収例」のからくりに注意
求人票の「月収例」は、残業・夜勤・各種手当をすべて含んだ最大級の例になっていることがあります。
- ✓残業が少ない月は、月収例より下がる
- ✓手当が前提の金額のことがある
- ✓あくまで「例」であって「保証」ではない
「月収例」だけで判断せず、基本給がいくらかも必ず確認しましょう。
手取りを正しくつかむチェックリスト
- ✓額面(月収例)だけでなく基本給を確認
- ✓残業・夜勤手当が前提になっていないか
- ✓寮費・食費など、給料から天引きされるものはあるか
- ✓社会保険に加入する求人か
まとめ
- ✓手取り=額面 −(税金・社会保険料など)
- ✓一般的に額面の2割前後が引かれることが多い
- ✓「月収例」は最大級の例のことがあるので、基本給も確認
額面と手取りの違いを知っておけば、「実際にいくら残るのか」を冷静に見極められます。